終わったあと、リアルでこういう顔していました!
いや、俺『ファイブスター物語』大好きだし、副読本とか買いまくっていたし、リアルタイムでNewtype読んで来てたし、最新刊のFSS14巻は何度も読み返しているよ! ツインタワーとナイトフラグス持ってたって言えばかなりのもんでしょ?
それでも『ゴティックメード』は、擁護不可能だわ……。
えーと、ですね……。
俺、それなりに精神的にハードルを下げるために、いろんなレビューとカネタバレも構わず読んでいたんですよ。
そしたらFSSと繋がる部分とゴティックメード登場シーン以外は今イチっていうレビューが、永野護ファンの人からもされていたので、ものすんごいハードル下げていたんですよ!
それでもあれはねーわ……。
そもそも脚本とか構成とか以前の話でした。
「カーマイン(ボォス)の詩女がドナウ帝国の皇子に護衛されて都行きをする」というあらすじで、ヒロインのベリンは都行きの途中で民たちの悩みを聞きとかいうんですけど、普通、なにか事件があるのかな? とか思うじゃないですか!
ないです。
ベリンが民たちの話を聞いている一枚絵が出るだけで、あとはナレーションだけ。
そして延々と背景シーン。
あとはベリンとトリハロンが口論しているだけ。
しかも、すんげー陳腐な平和論。
FSSの中でベリンが食べたネギうどんについて何度も語られているので、なんかあるのかな? と思うじゃないですか?
ありません。
ただ一口うどん食べてるカットがあるだけ。
ようするに、虚無。
確かに表情とか動きとか細かく描いているんですよ!
でも、事件とか起伏がないから、完全に平坦な背景をただ進んでいるだけ延々と。
そしてやっと暗殺シーンがきて、待ちに待ったゴティックメードの戦闘シーンがくるんです。
瞬間移動するGTMは格好よかったです。
でも、いきなり砲撃でドナウ帝国のGTMがトリハロンのカイゼリン以外、使えなくなってる。そこに剣聖の人いるでしょ!
まあ、それはいいとしていつまでも敵も味方もカイゼリンが起動するまで延々と待ってるんですよ!
おかげで緊張感とかなし。
戦闘も一瞬で終わり。
ただFSS14巻読んでる人なら、「あーGTMの戦闘ってこうなんだな」って思いますので、そこだけはよかったです。
でもFSSの重度のファンでないと、これ、すんげーつまんないシーンですよ……。
緊張感が全くない上に、駆け引きとか一切なしに一撃で終わるだけですから。
ちなみにカイゼリンの音がIHIの協力ですごいって聞いたんですけど、確かに女の悲鳴みたいな起動音はおおっ! ってなっだけど、そんだけ。そんなに音すごくなかったです。もっと、金属や大地の轟くような大音響だと勝手に期待していましたが、わりと普通の音でした。
まあFSS14巻まで読んでる人なら具体的にツインスイングが面白い動きしているので、そこはいいんですけど。これ上映されたの連載再開前だよね?
よかったわ、14巻見ていたので、いろいろ見るべき部分あったけど、上映当時に見ていたら、そこすらもよくわかんなかったろうから、果てしない虚無感でいっぱいになったと思う。
そんで、終わったと思ったら説明ゼリフと字幕、あとFSSに繋がってオシマイ。
13巻と14巻読んでるなら、特に追加する情報もないので、別に見なくてもよかったです。
はっきり行ってFSSの、それもかなり重度なファンで、永野護に貢ぎたいという人じゃないと見ても虚無なだけです。
期待していた戦闘シーンも、そこまですごくないし、あれ予告編の部分で十分だったわ。
半日無駄になりました……orz
余談ですがイオンモールで肉入りチャーハンっての食べたんですが、あれなセブンイレブンってかなり上等なメシ出しているんだな!
イオンモールのフードコートのチャーハンよりセブンイレブンの方が美味しいと思います。
コメント
はじめまして。私、1969年生まれ男性です。
結構真逆の反応だったので、コメントいたします!
上映直後、かなり満足しており来て良かったなーって感じでした。
私も前情報は入れてたんですね。個人サイトの方の感想とか、
岡田斗司夫の感想とか。予告篇は見てません。
その上で、画面がキレイなんで、背景スゲーって。
また、キャラが美しい。さすが名倉さん!永野キャラが動いとる!
てな感じで、感動。次にメカ登場で、マンガで見ていたのが実際には
と言うのも変ですが、こんな動きなんや〜って実感。
ストーリーはご指摘のとおりなんですが、何も起こらなくても
私は飽きなかったというか、背景画に感動してました。
作られた人種、ヘッドライナーっていう話も出てきて
その辺は面白かったかな。あと主人公達が心を通わせていく感じも心地良かった。
ゴティックメード部分の音響は確かに普通でしたね。
これは上映館の問題かもしれませんね!
という所で、着目する部分が違うと満足度にえらい差が出るもんですね!
面白い!では、長文失礼致しました。