今から30年前の1988年、ログインはこの歳を「国際科学技術娯楽年間」として定める。
これは事実上、ログインやファミ通、アイコンなどの現カドカワ・エンターブレインの基礎を作った名編集長小島文隆氏が「コンピューターをはじめとする科学技術をもっと娯楽のために使ってしまおう!」という、今でいうIT技術のエンターテインメント宣言でもあった。
今から言うとなんでもないことであるが、30年前はパソコンもコンピューターも科学技術もネットも、もっと真面目な存在であり、娯楽に使うことが少し躊躇されていた時代でもあった。
そんな中、ログインが宣言した「国際科学技術娯楽年間」の宣言は画期的なものであったし、今も色あせないビジョンであったと思っている。
そんな歴史的意義のある記事だと思うので、春と嫌がられる字ばっかりの特集を敢えてアップしておく。
ログイン1988年1月号 特集「国際科学技術娯楽年間」