『ブリッツ・ランチェーレ』 地球水準ブリッツ・ランチェーレ史

地球水準ブリッツ・ランチェーレ史

「地球水準」という設定用語を提示しておく。

簡単にいえば、「地球で言うならばいつごろ」ということだが、年表を作ってしまうと「前後関係を明確にしてしまうので、それが設定の発想の縛り」になってしまうので、便宜上、「地球水準」という言葉を使う。

つまり、「地球で言うならいつ頃に◎◎が発明されたけど、前後関係はどうでもいいからね」という「時系列を明確にしないための用語」である。だから、時系列はどうでもいいので、「地球で言うならいつごろ」で例えて、時系列順は考えずに設定が可能!

・地球水準7億~6億年前ぐらい 大陸移動が活発な頃「巨大超合金隕石(ニッケル系・インコネル的難削合金)」が落下、そのせいで「本来一つであったはずのユーラシア大陸」が衝撃でいくつかに分割される、超合金隕石はいくつかの破片に分かれ各大陸に超合金鉱山として残る、また各地で造山活動が急激に進みキンバーライト鉱山が多数みつかってダイヤモンドも地球より多く地表に露われる。

・地球水準300万年ぐらい前 人類が直立して手を使い始める。この事は地球人類より巨大な意味を持つ、つまり彼らは「超合金の石」を拾い、武器や道具として使い始める。おそらく人類の進化は200万年ぐらい早まる。

・地球水準数万十年前 使い始めた石器が超合金製の石のため、打製石器の時代で鍛造まで進む。先石器時代の水準の技術で木を削って矢を作ったり、ナイフとか使い始める。ヤバイ

・地球水準石器時代 丸木舟などで海洋進出が早まる。石器(粗製加工の超合金)の技術精度が異常に高い

・地球水準青銅器時代 拾える石だけでなく超合金鉱山の採掘を始めさせたい

・地球水準古代 超合金の加工を始めるようになる

・地球水準紀元前ごろ 超合金を加工するための熱量を確保するために模索させる

地球水準紀元前ごろ 超合金加工のためにコークスとか使い始める。木炭はあまり熱量高くないので金属加工としては早々に諦められるのでハゲ山にならない。

地球水準紀元ごろ 宝石にならないレベルのダイヤモンドの工具とかで超合金加工の精度が高まる

・地球水準産業革命時代 耐熱合金があるせいで蒸気機関が異常に発展する。大きなものから小さいものまで

・地球水準産業革命時代 需要がすごいのでダイヤモンドの合成が結構早い

・地球水準産業革命時代 とにかくはやくアーク溶接を始めたい人類は電気文明を発展させる。白熱灯よりアーク灯とアーク溶接が広まる

・地球水準大航海時代 帆船時代にはすでに装甲艦で外洋後悔している

・地球水準紀元前ごろ 汎用物質としての鉄の便利さに気づき始める

・地球水準紀元ごろ 豊富な熱量と金型の形成に便利な超合金のせいでダイキャスト鋳造から始まってしまう

・地球水準中世 黒色火薬とか発明させとく

地球水準近代 超合金武器の便利さのせいで火薬兵器の発展は遅れそう

地球水準20世紀 ジェット機から内燃機関と飛行機文明が始まる

・地球水準産業革命時代 超合金あるから階差機関と階差機関がいち早く生まれて蒸気機関で動きまくる。

・地球水準紀元ごろ 活版印刷と活字がやたら早く始まる。そのせいで漢字文化は衰退する。大正義アルファベットになってしまう。超合金のせいで消える文化もある

地球水準数万年前 石器時代に車輪が作れる

地球水準20世紀 階差機関と解析機関が便利すぎて電子工学の発展が遅れる。

地球水準20世紀 レーダーは発明されない方がいいや

地球水準20世紀 かなり遅れて有線電話や通信が始まる

地球水準20世紀 ジェット機の開発パイロットが天才だったせいでピーキーな性能が突き詰められ続けられてしまう。量産性は無視され、音速機を目指すことになってしまう

・地球水準20世紀 ジェット機は【BLiTZ】(ブリッツ)と名付けられるのでドイツ語文化圏、これが兵器転用されたのが【Lanciere】(ランチェーレ)と名付けられたようにイタリア語圏。

・地球水準20世紀 大艦巨砲とブリッツ・ランチェーレの時代

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