畑正憲(ムツゴロウ)という超人

「これがね、ニコチンが1.9mg。普通のタバコはいま1mgを切ってるんですよ。缶ピースが2.3mgなんですよ」インタビューの最初の言葉はこれだった。80年代の動物番組、いやテレビバラエティを牽引した『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』。厳しい自然の中、動物たちと触れ合う優しいムツゴロウさんに子どもは誰しもが憧れを抱いた。大人になってからだ、「ムツゴロウさん」と鬼才「畑正憲」は同じ人であり、そして違う人であるということを知ったのは。

現在は講演会や執筆活動のために忙しく日本中を飛び回っている。私たちが話を伺ったのは、果たしてムツゴロウさんだったのか畑正憲氏だったのか。その答えはまだ、あの日当たりのいい仕事部屋の紫煙の中に揺れている。

https://babymofu.tokyo/_ct/17239188

面白かった。

昔から思っているのだが、善悪というのは別として「人間としての力」において現代に存命している人間の中ではナンバー1がこのムツゴロウさんこと畑正憲さんではないか?

なにしろ、エピソードがいろいろとんでもない。

学校の勉強ではなく本を丸ごと暗記するだけで片手間のように東大に現役合格するわ、麻雀やらせたら雀聖・阿佐田哲也の『ぎゃんぶる百華』にて雀鬼ベストテンの「北海の雄」と呼ばせる腕前。

とにかく知力体力ともに想像を絶する天才である。

そんな人の子育ては教育とかそういうレベルではなく「生きる」事を教えるために「魚がかわいそう」という娘と妻とともに無人島に移住して、サバイバル的生活を行わせたというインタビュー記事である。

はっきり言って、現代社会の子育ての参考にはまったくならないのがすごい。

そして、考えることが物凄く本質的で頭いいし行動力も凄まじい。

まさに「ムツゴロウ王国」の帝王になっただけのことはある、まちがいなく戦国時代に転生していたら普通に一国一城の主に慣れたレベルの人だろう。

この人の現代人としてのモラルや常識で計っても無意味だと思う。

ちょっと我々とは次元の違うところでモノを考えているし、本当に行動しちゃう人なんだなーと思った。

さすがは雌のクマと危うくセックスしそうになった男である。

こんな人に勝てるわけがない。

なんか、真面目にこの人の全生涯をきちんとした誇張のないリアルな伝記にして読みたいと思う。

本当、なんというか頭良すぎてキチガイに見える人だよね……。

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