駆け込め! ロリゲー需要と供給

2001年末に児ポ法の施行が噂されていた時期にですね、エロゲー業界ってね、「ロリゲー駆け込み需要に湧いていた」んですよ!

駆け込め! ロリゲー需要と供給

良識の暴力というのは特に最近の日本において、もっとも始末におえないものとなっている。その象徴的な法案が制定され、なおかつ改悪を迫られようとしている。それが『児童ポルノ法』である。この法案は1999年に制定されたものであるが、元々は実写系のロリポルノの制作や販売を取り締まる法案であった。しかし、この法案を強く推進する自称良識派の森山真弓文相を中心として、なんと絵画、つまりマンガやゲームなどに対する規制が検討され、なおかつ単純所持までが処罰の対象となるという、戦後においても最大規模の言論や表現に対する弾圧法案として改悪される動きが出ていた。

その改悪法案が2001年末ごろ、200211月の施行を目標として、可決されるという動きがあった。これに対して出版社などが言論弾圧に対する抵抗の動きを見せたりしていたのであるが、エロゲー業界はちょっと違う動きをみせていた。

そう『はじめてのおるすばん』に代表される、どうかんがえてもヤバイロリゲーがいきなり発売されまくったのである。結果的に2001年の年末商戦を制してしまった『はじめてのおるすばん』であったが、このメーカー自身でさえ予期していなかったような盛り上がりとヒットは、けっして前述されていた児ポ法の改悪の噂とは無縁ではなかったろう。純粋にロリゲーがやばくなるから今のうち、と買いに走ったものもいれば、なんとなく反抗心を刺激されて2chやサイトなどで祭りにしてしまったという部分があったと言えるだろう。昨年末の『はじめての……』シリーズに対する、異様な盛り上がりは、こういった逆風に対するエロゲーファンたちのレジスタンス行動というか、あてつけもあったと言えるのではないだろうか?

そして、痛快というか面白いことに『はじめての……』シリーズがヒットしたことによりも、ロリゲーの需要を見込んだソフトハウスが、次々駆け込み供給とも言える動きに出た。おかげで児ポ法改悪の噂は完全に良識派の意図するところの反対の結果を呼び起こしたのであった。

だいたい以前にもエロマンガが槍玉にあげられたりしていたが、今のエロマンガの隆盛を見ればわかるように、ほとんどボカシすら危うくなっていたり、成人指定マークのついてないマンガに濃厚なセックスシーンが描かれたりするなど、有名無実化してしまっているのである。

それを思うとオタクたちにとっては、やれやれまた性懲りもなくといった気分であろう。というよりもネットがこれほどまでに発達している現在において、どう規制をくれてくるつもりなのか、御手並み拝見といったところか。

それにしてもポルノ規制と、その目を潜り抜けるためのいたちごっこは、それこそ日本では江戸時代から繰り返されてきたいたちゴッコではあるが、成果があったためしがない。いい加減に“お上”も、ヒマなことしてないで景気を回復させてほしいものである。

景気が悪いとやはりエロゲーにも元気がなくなるものだしね。

↑『はじめてのおるすばん』。現在のソフ倫の規制では彼女たちは18歳以上だという事になっている。苦笑。

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