【越天の空】越天の空 最初の企画書

企画書の体裁にしたが、どこにも提出していなかった気がする。

風果つる向こう

あらすじ

巨大な双胴式甲殻飛行船“パラゴン”。高空をゆったりと征くその船は艦載機を搭載する、世界で唯一の飛行空母である。夜に紛れるような漆黒の船体の姿を、空や海をにある者たちは、恐れ慄きながら伝え噂するという。

時に空の戦場にて禍禍しい姿を現し正規軍の空軍を傭兵として翻弄し、時に空や海を往く船たちを襲う大胆不敵なる賊として出没する、神出鬼没なる空を往く独立兵団。

“パラゴン”とその乗組員たちは世にも珍しい天空を遥か駆ける雲海の傭兵たちであった。

数機の戦闘機と一個小隊の空挺歩兵たちからなる彼らは、自らを称して“空色の旅団”という。

彼らだけが知る目的を追って、各国の思惑を利用して独立不羈の空賊たちは、逞しく空と海の間で働くのであった。

彼らの真の目的は南半球とも地球の裏側にあるとも言われる“新大陸”の伝説を追うことである。誰ものでもなく、争いもなにもない豊穣の新天地を探し開拓すべく彼らは空を駆け、各国を翻弄するのであった。

はい。ようするに、宮崎駿的な世界で空と海を駆け回る冒険者です。ある時は空賊、ある時は傭兵、ある時は冒険者となって“新大陸”を探索し続けるという。実にありふれた、それでいてちょっとだけオリジナリティをまぶした痛快冒険物であります。

世界

 島嶼世界

それは圧倒的に広大な海と僅かな陸地で形成された小さな人間達の居住区。全人口を合わせてようやく1億に達しようかという小さな人間達の楽園である。

転々と北半球に点在する亜大陸、列島群には多くの国家がひしめいて、互いに牽制しつつ共存している。文明レベルは産業革命が起こり、内燃機関が発達する中で船と航空機の発達が著しかったのはその地勢的理由によるものであったろう。

陸地が少ないだけに、海の地下資源の開発技術は進んでおり、また資源を巡る争いも熾烈である。現在、列島国家である“日宇”(大日本帝国をイメージ)、アリア亜大陸(ヨーロッパをイメージ、大きさはオーストラリア程度)内を分割する国家群のうちでの大国“グルューネ”(チェコスロバキア)、“バロア”(フランス)、“ツァピン”(ロシア)、ロンド大島(新大陸アメリカ、ただ広さはインドネシア程度)の新興国家“トライトン”などが互いに乏しい資源と少ない人口のささやかなる覇権を争っている。

登場人物

ヒライ・エッテン“飛来・越天” 21

日宇空軍のパイロット。父は日宇の撃墜王と呼ばれた名パイロットであり、彼にとっても憧憬の的であった。たが、その父は作戦途中に謎の通信を最後に行方不明となる。その最後の通信は、“新大陸”の存在を示唆するものであった事が彼の運命を変える。彼は父の行方を追うべく、旅団に身を投じてパイロットとして新大陸捜索に望むのであった。

キドウ・エンジ“綺堂・燕次” 20

物語の主人公。日宇空軍の整備士。エッテンの親友であり、天才的な航空エンジニアである。父同士も親友であり、二人の関係は生まれたときからのもの。彼の夢は、やはり亡くした父の遺作となったエンジン“桜”を自分の設計した機体に載せて、エッテンの後部座席で飛ぶ事である。エッテンに引き摺られるようにして、旅団の一員となってその腕を披露する。

“皇女” 17

名目上、旅団の長である美少女。旅団のメンバーにも名も正体も明かされないが、どうやらどこぞの姫君らしい。戦争の絶えない世界を憂い、その所以は世界的に土地が足りない事だと考え、新天地を探す事によって平和を求めようとする理想主義者。彼女と彼女とその理想に仕える部下たちが旅団を創設したのであった。

“騎士団長”

旅団を実質的に率いる。その指揮ぶりから少なくともどこかの国の将官クラスの軍人であったと思われる。騎士団長などという呼ばれ方からもわかるように、礼節に篤く、品行方正で頼り甲斐のある指揮官である。

“オヤジさん”

旅団の航空厳しくも優しいベテランパイロット。しっかりとした指揮ぶりと包容力のある態度からこのように呼ばれて親しまれている。無用の流血を好まず、撃墜してもパイロットは決して殺さないという伝説の持ち主である。

“エース”

旅団の航空部隊のエースパイロット。かつてはバロア空軍のエースパイロットであり、旅団きっての空戦技術の持ち主である。パイロットらしからぬ戦時でののんきさと、女性を口説く時の真剣さのギャップが凄まじい。

“お頭”

旅団の空挺団の隊長。やはりどこぞの国の優秀な軍人であったらしいが、下品な言動と柄の悪さ、そして空賊働きをするときに活き活きとする事から盗賊団の頭にピッタリな男であり、当人もそれを気に入っているのでこのように呼ばれる。

その他、眼鏡娘の整備士、賄いのオババ、主人公のライバルとなる日宇空軍パイロット、など多数用意して御座います。ストーリーも、軽いタッチの痛快冒険モノとして、適当にやらせていただこうかな、と(笑)

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