アズールレーン母港に来た順レビュー その96 山城

ゴ魔乙やろうかな……

戦艦山城(重桜)

わりと真面目に初対面での「あ、殿様だ」という呼ばれ方には衝撃を受けた。

殿様というと大名を連想するし、普通の人のイメージだと志村けんの「バカ殿様」を思い出すだろう呼ばれ方なので、日本人ではちょっと使うのが躊躇われる呼び方である。

それを無邪気に「殿様、殿様」と可愛い女の子に呼ばれるというのは、あまり日本のコンテンツでは見かけないので、かなり新鮮な驚きであった。

しかし、これがいいんである。

山城役の小清水亜美さんの演技がすばらしいんだろう、決して嫌味ではなく心地よく「殿様ぁ」って甘い声が耳に滑り込んできて洗脳される。

デザインも黒猫耳少女で、豊満であった。

こんな子好きにならないわけがないし、初期から山城が人気あったのも当然であったと言えよう。

実際、旧日本海軍屈指の不幸艦なのに、そう見えないのがいい。

いろいろ不運やドジは多いけど、けっしてくじけないで笑っている山城の健気さは本当に愛しい。

とにかくこの山城は指揮官に対して全面的に信用してくるので、かえって裏切ったり黒い感情を抱けないというキャラクターになっている。

なんというか、山城には懐いてくる動物のような感情を抱いてしまって、悪いことができない。そういう二次創作があったとしても、イマイチ心に響かない。

ここにも書いたが、無心に懐いてくる動物をいじめたら、自動的に悪いのはこちらになってしまうのである。ただのクズで、心に響かなくなる。リョナ絵師さんも同人誌をつくれなかったというぐらい、山城は指揮官に無心で懐いてくる。

普通に、「うんいじめはよくないな」と思わせてしまう力が山城にはある。

ああ、無垢とは強いものであるなーと。

ちっょとこの無垢さは日本人の捻くれたオタクにはなかなか出せないキャラクターで、山城って本当にキャラとしてよくできてんなーと思うのである。

男に媚びてるとかウケ狙いとか言われても本人はまったくわかってないし気にしてない感じがすごい。

子犬が飼い主に無条件で心許している姿に難癖をつける余地がないのと同じようなノリで山城の無垢さには、文句を言うこっちが愚かしいと思わされるのである。

ああ、山城はかわいいなあ……。

こっちも知能指数下げて、殿様呼びの山城にゃんを可愛がるしかないのだ。

かわいいかわいい。

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